プリンが鬼滅で危機になりTSUTAYAで安堵した話
こんにちは。フリスキーです。
緊急事態宣言中はずっと髪を切りに行けなかったんですが、約3ヵ月ぶりに髪を切りに美容室に行ってきましたので、その時の美容師との話です。ええ、日記です。
今のマンションに引っ越して来て約2年が経つんですが、当初はどこの美容室がいいのか全く分からず、ホットペッパービューティーとかで検索しながら、数店を廻ってみたものの今一ピンと来ずでした。
今年に入って同居人の薦めで、家から徒歩3分の個人美容室に行くようになりました。
そのお店はオーナー一人でやっていて、1日1組のみ予約で受け付けて対応するという形なのですが、緊急事態宣言中はそのお店もずっと休業中でした。
久しぶりにそのお店に電話をして、申し訳無さそうに「あの、すいません。ちょっと間が空いちゃったんですけど、予約したいんですが」と言うと「あー、はい。はい。来週の火曜日以降でしたら空いてますよ」と言われ予約しました。
その「あー、はい。はい。」の口調がいかにもそのセリフ聞き飽きた感がして、行けなかった人は同じ感じで電話しているんだろうなって感じました。
前回が初回だった訳ですが、そのオーナー美容師は年の頃は私と同じ。
小学生の娘が一人いるみたいで、接客中の話も地域の話と子供向けの話がほとんどです。
私も接客業を長くやっていた時期が有りましたので、マンツーマン対応での沈黙の怖さみたいなのを、ビンビン感じながらプリンになっている頭を処置してもらいます。
2年前に引っ越して来たので、地域の話は非常にありがたいというか、興味深く聞けるんですが、ポケモンGoをやっていて、あそこの公園で何をゲットしたとか、ドラクエウオーク楽しいっすよとか言われてもちょっと。。。
愛想笑いなのを感じたのか、話題を「鬼滅の刃」に変えてきます。
美容師「子供の影響で読み始めたんですけど、面白くてー。最初はコミックスで読んでいたんですが、出るのが待ちきれなくて途中から少年ジャンプで読むようになったんですよー」
私「へぇーそうなんですか。私も読んでますよ。ある程度まとめて読みたいんでコミックスで読んでます。20巻も読みましたよ」
美容師「あーそうですか。ホント面白いですよね。こないだの最終回もあんな風になるなんて予想外でしたよー」
さっきコミックスで読んでるって言ったよね。性格悪いだろコイツ。ネタバレ出したら〇ス。
瞬間、強張った自分の顔を鏡で見て、はっ いかんいかんと無理やり表情を作り
私「コミックス派なんでー。言わないで下さいね」とほほ笑む私。
こうして美容師渾身のネタフリはあっけなく砕け散りました。
その後も3時間~4時間のカラーリング対応の時間を持たせる為に、キングダムとかワンピースとかいろいろ漫画話で繋ごうとしてましたね。
相槌だけ打ってあんまり聞いていませんでしたが。
すっかり直ったプリンに安堵しながら、すぐ近くのTSUTAYAでレンタルコミックコーナーでザ・ファブルと終末のワルキューレを借りて、家で読みながら幸せを感じています。
最後までお読みいただきありがとうございました。