SNS中傷発言の法規制化について思う事
こんにちは。フリスキーです。
本日もご多分に漏れず仕事中にブログ更新を試みてます。
いやー、毎日更新ってやりたいけど難しいです。
一応括り的には猫ブログって体で始めたこの「毎日猫日和」ですけど、
ニャ助はもう成猫で新たな発見なんてそうは無いですし、なんといっても一日の大半寝ている訳ですから、話題もねえ・・・
で、もう最近は時事ネタに無理やり猫写真を貼って、はい猫ブログでござるーみたいな。困ったもんです。全部安倍が悪いんです。
さて、本日も時事ネタですが、女子プロレスラーの木村花さんの誹謗中傷問題に端を発したSNS中傷発言の法規制化について思う事について書いてみます。
連日ニュースで報道されているので、事件そのものについては省略します。
法規制化の議論で焦点となるのが、以下の項目かと思います。
(1)発言者の発言内容を言葉の暴力として扱う議論。
「こういう言論は、もう許容できない」という思いに対して、ストレートに法規制(とくに刑事罰)で対処するかどうか。
(2)「SNS(ネット交流サービス)上の表現であることから、そのサービスを提供しているプロバイダに、どこまで対応責任を求めるか。
(3)発言のほとんどが「匿名アカウント」によるものであること。「匿名表現の自由」を認めるか、本人特定情報の開示を今より踏み込んで制度化するか。
(4)こうした炎上を起こしやすい番組演出を行ったテレビ番組制作のあり方の問題
SNSでも誹謗中傷については、以前からプロバイダに対する責任追及は問題として取りあげられていましたね。
有名なところではひろゆき氏の創設した2ちゃんねる(現5ちゃんねる)の掲示板とかですかね。
実際、今回の法規制化議論以前からネットで被害に遭った方はプロバイダに対し情報開示請求をして、対象者に対し告訴をするということは可能でした。
ただ問題だったのは、その対応スピードです。
過去、掲示板などでの誹謗中傷が主だった時代とは異なり、今はネットで情報発信出来る媒体はワールドワイドで、かつその数も比べ物にはならないくらい増えています。
YouTube、Twitter、Instagram、Facebook等が有名なところですが、それ以外にも配信系、掲示板系など、投稿すればたちまち世界中に拡散される状態です。
日本では「表現の自由」というものが守られています。
誹謗中傷などをする方はこの「表現の自由」というものを振りかざし、「言葉の暴力」を行います。自分がこうだと思ったら、その時点で発信する機会を得られてしまうのが現状です。彼らの中では批判・指摘と人格否定を伴う誹謗中傷は同義語なんでしょう。
YouTube動画の中にも自分の目的を達成するためには手段は選ばないという方も多くなりました。YouTubeのガイドライン規定の改定で炎上目的、いじめを助長する行為については規制されているはずなのですが、実際は全く機能していないと言わざるを得ませんね。動画を消されても、チャンネルBANされても直ぐに復活するので運営者にさほどダメージは無いように感じます。
上述した4項目の中で最も難しい議論となるのが、(3)ではないでしょうか。
「匿名表現の自由」を認めるかどうか、そして本人特定の情報開示請求を今より踏み込めるかどうか。
プライバシーの侵害をせずに情報開示を踏み込むことが出来るのかどうかに注目しています。
現在でも何か問題を起こせば、ネット上で特定され私刑と称して社会的制裁を受ける。
問題を起こした人間は晒し者にされて当然だという風潮も見られます。
きちっと線を引いたようにSNS誹謗中傷法制化を規定していくのは、なかなか難しい部分もあるのではないでしょうか。
フリスキーもTwitterとこのはてなブログで何らかの情報を発信している訳ですが、
思うことは送信(投稿)ボタンを押す前に、本当にそれは表現として誰も傷つけないか、表現として適切かを確認してから押すという事です。
まあ、この「毎日猫日和」薬にも毒にもならない情報を発信しているブログですので、そんな心配も少ないかと思いますが、便利になった世の中の落とし穴に嵌らない様に気を付けたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。